2020年開催時は、簡単に作れて保存ができる「ごはんのおとも」をテーマにレシピを募集し、全10品が入賞。その中からグランプリ、準グランプリ、第3位が決まりました。
旨味たっぷりで
ごはんがすすむ!
いつもつきこんにゃくで作る煮付けをもっと違う食べ方で野菜たっぷりに出来ないかなぁ?と思い考えてみました。
材料は全部北海道産です。
彩り豊かな
北海道版「だし」!
私の祖母が山形県出身で、山形の「だし」という料理を北海道らしくアレンジしたものです。夏は庭になるもので作れます。火を使わないので暑くなくエコです。
冷蔵庫で5日持ちます。ご飯が進みます!
酪農家考案の
簡単ごはんのおとも!
酪農家なので、牧場の生乳を使ってよくバターを作ります。バターを作る工程で最後に塩を添加するのですが、この塩を塩麹にしたらどうなるかなと思って作ってみたところ、予想以上の美味しさでレシピ化しました。
市販のバターで作る場合は無塩バターを使用します。
塩麹のうまみとほのかな甘みがごはんの美味しさも引き立ててくれます。
バターしょう油とはまた違う美味しさです。
山わさびと鮭の
意外な組み合わせがクセになる!
鮭を一匹買うとついつい余ってしまうので、保存がきく鮭フレークにしているのですが、山わさびと合わせてみたら、ごはんが止まらない〜!!我が家では、子どもたちも食べられるように、最後に山わさびと鮭を混ぜ合わせています。ちなみに私のおすすめは、山わさびと鮭、1:3です。少し醤油を足してお茶漬けにしても美味しいです。
ごはんにもカレーにも
相性バツグン!
釧路でパプリカが生産されており、美味しく食べる方法を考えました。
パプリカの酸味がアクセントになり一個まるごとあっと言う間に食べられます。
福神漬けの代わりにカレーと一緒に食べても美味しいです。
まるでコロッケ!
揚げずに楽チン!
コロッケはごはんと相性抜群のおかずですが、衣を付ける前の肉味噌コロッケの種がすごく美味しくて、これだけでおかずになると気付いたことがきっかけです。
ごはんがすすむように豆板醤を加えてピリ辛に仕上げました。
韓国唐辛子の辛さが
クセになる!
北海道で収穫される黒千石大豆は他の黒大豆よりもイソフラボンやポリフェノールの値が高いそうです。それに加えて、感染抵抗力やがんへの免疫を高め、アレルギー症状を抑えると言われています。大変健康に良い食べ物で甘味のあるお豆です。我が家ではごはんに少量混ぜて炊いて頂くことが多いです。普通に炊いて食べても美味しいですが、ごはんにかけて食べる具材として作りました。挽き肉と野菜を加え、味つけをピリ辛にしたことでよりごはんがすすむごはんのおともとして家族皆に喜んで食べてもらえる一品になりました。
ピーナッツ+みその
甘じょっぱい絶品おとも!
一歳七ヶ月になる孫ちゃんが離乳食完了期になり、常々もっとお魚を食べてもらいたいと思っています。
日本は食品に添加物が使われているものが多いので、なるべく手作りのものを食べさせてあげたいと考えていた時に見つけたのが「鱈」でした。鱈は淡白でさっぱりしているのでどんな味付けにも合います。
普段からピーナッツバターが好きで良く使うのですが、意外にも鱈と相性が合い驚きました。魚をあまり好んで食べない孫ちゃんもごはんに混ぜて食べてくれました。
コリコリ食感とカレー風味が
食欲をそそる!
我が家では、昆布を水につけておくだけの「昆布水」(出汁)を作っています。
この使用後の昆布を佃煮に利用していたのですが、どうしても味が一本調子だったため、香りもよく食欲が湧く「カレー味」で作ったところ、飽きずに、さらにチョイ足しで広いバリエーションのおかずを作ることができました。レシピではあえて昆布を硬めに仕上げています。実は固めのおかずでごはんを食べると、知らず知らずごはんが噛まさります。(便利な北海道弁だ)そうすると、最後飲み込む前ごはんのあまみがより感じられ「味の主役はごはんだ」と実感できます。
日本の生産量70%以上を占める道産昆布を、もっと地元で消費できれば良いなと思っています。
エゾシカ肉で栄養満点!
朝食にもピッタリ!
エゾシカ肉は、高たんぱく質・鉄分豊富・低脂質の優秀な森の幸(獣肉)です。健康寿命延伸に必要と言われている良質なたんぱく質を多く含むエゾシカ肉を若者から高齢者まで、多くの方々に食してもらえるように考案しました。
使用する食材は、テロワール(地産地消)を心掛け、地元や道内で栽培されている野菜を中心に使用しております。加えてビタミンCを多く含む黄パプリカの使用により、エゾシカ肉に含まれるたんぱく質と鉄分の吸収率アップを意識しております。
作り方も簡単なうえに、長期保存や冷凍保存も可能なことから、手軽に利用していただけて、朝食欠食も防げる逸品となっております。沢山の思いを込めて、このレシピを誕生させました。
※写真はご応募いただいたオリジナル写真を参考に、スタジオにて撮影した物です。